ドイツ・ミュンヘン滞在記

ドイツ・ミュンヘンに滞在しています。渡航の準備から滞在の軌跡を書き残しています。ドイツ滞在経験の方々ぜひ色々教えてください!なお、本ブログ記載の内容は、一個人の経験談ですので、何らの保証をするものではございませんので最終的には自己判断でお願い致します。

渡独までにすべきお金のこと①-滞在後の資金フロー計画を策定する

記憶をだどりながら、まずはもっとも重要なことの一つである「滞在資金の管理」についてまとめていきます。

 

これまで、銀行口座の開設まで書きました(nanarisa.hatenablog.com参照)。

 

 

ミュンヘンに来てからを振り返っても、①プレスティア(SMBC信託銀行)、②マネーパートナーズの2つの口座を開設することで個人的には十分と感じています。

 

なお、新生銀行は口座開設の申し込みをしたものの、口座が開設できているのかすら連絡もなく、個人的には対応に疑問を感じていましたので特に手続きを進めませんでした。

 

渡独にあたって2つの銀行口座を開設したあとは、両替・・・ではなくて、まずは滞在後の資金の流れを計画するということが重要です。

 

私は、滞在後の資金を次の3つに分けて振り分けました。

 

  1. 渡独にあたって持参する資金
  2. ドイツで銀行口座を開設し、日本から送金できるようにするまでの資金
  3. ドイツで銀行口座を開設し、日本から送金する資金

 

これらの資金を必要に応じてしっかりと確保することが、渡独後の安心材料になります。どのような資金管理をするのか、滞在後のプランを想定しながら明確にしておくことが最初のステップとして重要になります。

 

ご参考までに私は、次のように考えました。

 

1.渡独にあたって持参する資金

 

当面の軍資金です。クレジットカードの利用やキャッシングに加えて後述する2.によっても資金を補完することはできますが、滞在後、右も左もわからないドイツでは一定の資金をもっていることが安心材料になります。

 

最寄りの両替所で日本円を両替して持参するというのもよいですが、マネーパートナーズが提供しているサービスに、空港で両替したユーロを手渡ししてくれるというサービスがあるのですが、これが大変便利でした。

 

上限は2,000€までですが、マネーパートナーズで両替したレートで受け取れること、直前まで€を持ち歩かなくてもよいこと、空港の便利な場所で簡単な手続きで受け取れること、などから私自身はとても重宝しました。

 

具体的な利用方法は、

www.nakutemo-hawaii.com

などで紹介されていますのでご参考にしてください。

 

注意点としては、空港で受け取ることができようにするためには一定の日数がかかるということです

 

したがって、渡独する日から逆算して余裕をもって手続きを済ませておくことがとても重要になります。それさえ怠らなければ、利用した経験からしてもとてもお勧めのサービスです。

 

2.ドイツで銀行口座を開設し、日本から送金できるようにするまでの資金

 

日本から持参した2000€で当面の間は足りるだろうとは思っていましたが、ドイツで銀行口座を開設し、プレスティアから送金できるようになるまでには相当の期間が必要になります(これは次回以降に記載します)。

 

そこで、プレスティアから送金できるようになるまで2000€では足りなくなる可能性を考慮し、一定の金額をプレスティアの円普通預金に入れておきました(つまり、すべての資金をマネーパートナーズで両替せずにとっておく必要があります)

 

これにより、プレスティアのバンキングカードで円普通預金口座から引きおろすことができるようになります(ただし、両替レートは良くないように思います)。

 

渡独までは、シティバンクのATMで引きおろしができると思っていましたが、シティバンクはドイツから撤退しており、シティバンクではなく「VISA」などのマークがついているCD/ATMから引き出すことができます(詳細はこちら)。

 

シティバンク撤退の事実を知ったときは、愕然としましたが、ミュンヘン市内のATMでも引き出せることを知ってとても安心したのを覚えています(ATMの場所はこちらから検索することができます。)

 

個人的には、marienplatzのDeutsche BankのATMがわかりやすい場所にあって非常に便利でした。

 

 

3.ドイツで銀行口座を開設し、日本から送金する資金

 

1.と2.の残りの資金がこれにあたります。

 

毎月給与として振り込まれるお金がある方は、特に考えなくてもよいのかもしれませんが、一定の資金を自分で用意しなければならなかったので、月ごとの生活費を考え、マネーパートナーズで両替したお金をマルチマネー口座外貨普通預金に入れておきました。

 

このように、1から3の資金の振り分けさえ、しっかり考えてあれば、あとは所定の手続きを進めるだけになります。